頭蓋骨から作られた打楽器(ダマル)

かんがえ

1989年…
大阪音楽大学の水川記念館(組織改変を経て現在は100周年記念館としてリニューアル)にて
打楽器(北野徹 先生)を履修していた頃のエピソードを紹介したい。

ダマルという打楽器の歴史について学んだ。
その瞬間…
シャレではないが、他の生徒たちも
「ダマル=黙る」リアクション一択であった。

当時、あまりにもショッキングな内容だったので
未だ忘れることは無い。

現代社会は、このような、史実を隠す傾向が強い。
「ダマル」という楽器の存在自体を、周知させることに消極的である。
だからが故、わたしは北野先生の授業を通じて
「ダマル」という楽器の存在および歴史を学べたことに
あらためて感謝したい。

===ダマル(打楽器)===
・清らかな子供の頭蓋骨から作られていた、とのこと
・でんでん太鼓のような使い方をする
・宗教儀式などで使われていた、とのこと

===考察点(未だモヤモヤしていること)===
・太鼓をつくる為に、子供たちが生贄にされていたのだろうか?
・小さな子供達の命の犠牲のもとで、打楽器が作られていた可能性について
・誰かの苦痛により成り立っている楽器なのだろうか?
・色々と考えさせられることの多い楽器である

《参考記事/宗教と生贄について》
・メキシコ市(アステカ遺跡)で119個の頭蓋骨発見、男女や子どもが生贄に(CNN)
https://www.cnn.co.jp/fringe/35163925.html

《参考情報/ダマル》
https://yoshiokaeppa.com/blog/2020/05/14/bone-instruments/
https://www.yuko-hisamoto.jp/blog/archives/2321232.html

《参考情報/北野徹 先生》
https://nigawabrass.com/?cat=52

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